年金受給額の概算シミュレーター
平均年収と加入年数を入れるだけで、老後に受け取る公的年金(老齢基礎年金+老齢厚生年金)の見込み額をその場で概算。 老齢基礎年金の満額816,000円(令和6年度)と、報酬比例部分の乗率5.481/1000をもとに、年額と月額のおおよその目安が分かります。
つまり:平均年収500万円・厚生年金38年・国民年金40年で老後まで働いた場合、 受け取る公的年金は月におよそ154,783円(年額185万7,391円)が目安です。うち老齢基礎年金が81万6,000円、 老齢厚生年金が104万1,391円。あくまで概算で、実際の額は生年月日や過去の保険料率で前後します。
くわしい内訳(参考)
| 老齢基礎年金(年額)(満額816,000円 × 納付40年/40年) | 816,000 円 |
|---|---|
| 平均標準報酬額(月額)(平均年収 ÷ 12 の近似) | 416,667 円 |
| 老齢厚生年金(年額)(平均標準報酬額 × 5.481/1000 × 456ヶ月) | 1,041,391 円 |
| 年金の合計(年額) | 1,857,391 円 |
| 月額換算 | 154,783 円(年額 ÷ 12) |
※ 老齢基礎年金の満額816,000円(令和6年度=2024年度・68歳以下の新規裁定満額)と、報酬比例部分の乗率5.481/1000(2003年4月以降の総報酬制)で計算した概算です。「平均標準報酬額」は本来、賞与を含む総報酬を対象とした額ですが、本ツールは平均年収を12等分して近似しています。実際の受給額は生年月日・過去の各年度の保険料率・加入履歴・繰上げ/繰下げなどで変わります。加給年金・振替加算・経過的加算は含みません。正確な見込みは「ねんきん定期便」やねんきんネットでご確認ください。
平均年収別「年金の受給額」早見表(加入40年・概算)
厚生年金に40年加入し、国民年金も40年納めた場合の、平均年収ごとの受給額の目安です。老齢基礎年金は満額(816,000円)、老齢厚生年金は報酬比例で計算した概算です。
| 平均年収 | 老齢基礎年金(年額) | 老齢厚生年金(年額) | 合計(月額換算) |
|---|---|---|---|
| 3,000,000円 | 816,000円 | 657,720円 | 122,810円(年1,473,720円) |
| 4,000,000円 | 816,000円 | 876,959円 | 141,080円(年1,692,959円) |
| 5,000,000円 | 816,000円 | 1,096,201円 | 159,350円(年1,912,201円) |
| 6,000,000円 | 816,000円 | 1,315,440円 | 177,620円(年2,131,440円) |
| 8,000,000円 | 816,000円 | 1,753,921円 | 214,160円(年2,569,921円) |
※ 概算。加入40年・国民年金40年(満額)で計算しています。老齢厚生年金は平均年収を12等分した「平均標準報酬額」で近似しており、賞与の扱いや過去の再評価で実額とは差が出ます。
公的年金のしくみ
日本の公的年金は2階建てです。1階は20〜60歳の全員が対象の老齢基礎年金(国民年金)、 2階は会社員・公務員が上乗せで受け取る老齢厚生年金。老後に受け取る額は、この2つの合計になります。
1階:老齢基礎年金
- 満額は816,000円/年(令和6年度=2024年度・68歳以下の新規裁定満額)。40年(480か月)納めると満額です。
- 納付年数に比例するので、満額 × 納付年数 ÷ 40年で概算できます。納付が短いほど減ります。
2階:老齢厚生年金(報酬比例部分)
- 現役時代の給与水準に比例します。おおまかには平均標準報酬額(月額)× 5.481/1000 × 加入月数で計算します。
- この乗率5.481/1000は2003年4月以降(総報酬制)の給付乗率です。それ以前の期間は乗率や対象額の扱いが異なります。
- 本ツールは「平均標準報酬額」を平均年収 ÷ 12で近似しています。賞与を含む総報酬を12等分した近似なので、実額とは差が出ます。
注意点
- あくまで概算:実際の額は生年月日・過去の保険料率・加入履歴・繰上げ/繰下げで変わります。
- 加給年金・振替加算・経過的加算などの加算は含みません。正確な見込みは「ねんきん定期便」やねんきんネットで確認できます。
- 年金を受け取るには原則、納付・免除期間が合わせて10年以上必要です(受給資格期間)。
よくある質問
- 年金はいつからもらえますか?
- 老齢基礎年金・老齢厚生年金は原則65歳から受け取れます。希望すれば60歳まで早める「繰上げ受給」や、75歳まで遅らせる「繰下げ受給」も選べます。繰上げると1か月あたり0.4%減額、繰下げると1か月あたり0.7%増額され、いずれも一生その率が続きます。このツールは65歳から本来の額を受け取る前提の概算です。
- この金額はどれくらい正確ですか?
- あくまで概算です。実際の年金額は生年月日、過去の各年度の保険料率や標準報酬の再評価、加入履歴などで決まるため、本ツールの結果とは差が出ます。とくに老齢厚生年金は「平均年収を12で割った額」で近似しており、賞与の扱いや2003年3月以前の期間で本来の計算とはずれます。正確な見込みは毎年届く「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」でご確認ください。
- 加入年数が短いと年金はどうなりますか?
- 老齢基礎年金は納付年数に比例し、40年(480か月)で満額の816,000円になります。たとえば納付20年なら満額の半分、約408,000円です。老齢厚生年金も加入月数に比例するため、加入期間が短いほど少なくなります。なお、年金を受け取るには原則として保険料の納付・免除期間が合わせて10年以上必要です(受給資格期間)。
- 繰上げ・繰下げで受給額は変わりますか?
- 変わります。65歳より早くもらう繰上げ受給では1か月早めるごとに0.4%減り、最大で60歳受給なら24%減額されます。逆に65歳より遅らせる繰下げ受給では1か月ごとに0.7%増え、75歳まで遅らせると最大84%増額されます。増減した率は一生変わりません。このツールは繰上げ・繰下げを反映していない65歳時点の概算です。
出典・計算の根拠
- 日本年金機構「令和6年度の年金額改定について」=老齢基礎年金の満額816,000円(68歳以下の新規裁定者)。確認日 2026-07-11。
- 日本年金機構「老齢厚生年金(報酬比例部分)の計算式」=2003年4月以降(総報酬制)の給付乗率 5.481/1000、平均標準報酬額 × 乗率 × 加入月数。確認日 2026-07-11。
本ツールは老齢厚生年金の「平均標準報酬額」を平均年収÷12で近似し、2003年3月以前の期間や再評価率を反映しない概算です。 正確な見込みは「ねんきん定期便」やねんきんネットでご確認ください。