CO2換気量 計算ツール

部屋の広さ・人数・過ごし方を入れるだけで、室内の二酸化炭素(CO2)を基準値以下に保つのに必要な換気量(m³/h)と換気回数の目安をその場で計算します。 建築基準法の1000ppm基準や、1人20m³/hの法定値とも比べられます。

公開: 2026-06-28/更新: 2026-06-28・運営: The転職

この部屋に必要な換気量(目安)66.7m³/h1人あたり 約33.3 m³/h / 換気回数 約2.1 回/h

つまり:13m²・天井2.4mの部屋に2人がいて、室内のCO2を1000ppm以下に保つには、1時間あたり約66.7の新鮮な空気を入れ替える必要がある、という目安です(部屋の空気を1時間に約2.1回入れ替える計算)。 参考までに、建築基準法の最低基準(1人20m³/h)だと40m³/hです。

くわしい計算の内訳(参考)

部屋の容積13 × 2.431.2
1人あたりCO2発生量0.02 m³/h
室内CO2発生量の合計(1人あたり × 在室人数)0.02 × 2 0.04 m³/h
室内と外気の濃度差(目標 − 外気)1000400600 ppm
必要換気量 Q(発生量 ÷ 濃度差)66.7 m³/h
換気回数(1時間あたり)2.1 回/h
建築基準法の目安(1人20m³/h)40 m³/h

※ 本ツールは定常状態(CO2濃度が一定に保たれた状態)を仮定した概算で、 換気設備の設計値ではありません。実際の必要換気量は、人の活動量・隙間風・在室時間・部屋の使い方で変わります。 設備の選定や法令適合の判断は、メーカーの仕様や専門家にご確認ください。

人数別「必要換気量」早見表(概算)

8畳(約13m²・天井2.4m)の部屋で事務作業をする想定(室内1000ppm・外気400ppm・1人あたりCO2発生量0.02m³/h)の目安です。 建築基準法の最低基準(1人20m³/h)も並べています。

在室人数必要換気量(CO2基準)換気回数建築基準法(20m³/h・人)
133.3 m³/h1.1 回/h20 m³/h
266.7 m³/h2.1 回/h40 m³/h
3100 m³/h3.2 回/h60 m³/h
4133.3 m³/h4.3 回/h80 m³/h
6200 m³/h6.4 回/h120 m³/h
8266.7 m³/h8.5 回/h160 m³/h
10333.3 m³/h10.7 回/h200 m³/h

※ 概算。活動量・室温・隙間風・在室時間などで実際の必要量は変わります。部屋の容積や目標濃度を変えれば上の計算ツールで再計算できます。

必要換気量の考え方

人は呼吸でCO2を出し続けるため、換気をしないと室内のCO2濃度はどんどん上がります。 必要換気量とは、出ていくCO2と入ってくる新鮮な空気がつり合い、室内のCO2を目標濃度以下に保てる最小の換気量のことです。

基本の式

外気より室内の目標を高く設定しないと、換気で入れる空気のほうが濃くなってしまい計算できません(換気では下げられません)。

活動量で発生量は変わる

CO2濃度の目安

よくある質問

必要換気量はどんな式で計算していますか?
「必要換気量 Q = 室内のCO2発生量 ÷(室内の目標濃度 − 外気の濃度)」という、CO2の収支がつり合う定常状態の式を使っています。CO2発生量は『1人あたりの発生量 × 在室人数』です。たとえば事務作業(1人あたり0.02m³/h)の人が、室内1000ppm・外気400ppmで過ごす場合、1人あたり 0.02 ÷ (0.001−0.0004) = 約33m³/h が目安になります。
建築基準法の「1人20m³/h」とどう違うのですか?
建築基準法施行令は、室内CO2を1000ppm以下に保つための最低基準として1人あたり20m³/hを定めています。これは安静・座位(CO2発生量0.013m³/h程度)を想定した値です。事務作業や立ち作業のように活動量が増えるとCO2発生量も増えるため、本ツールの計算では20m³/hより大きい値が出ることがあります。本ツールは活動量を選べるぶん、実態に近い目安が出せます。
換気回数(回/h)とは何ですか?
部屋の空気を1時間に何回まるごと入れ替える必要があるか、という指標です。『必要換気量 ÷ 部屋の容積(床面積×天井高)』で求めます。一般的な居室では0.5回/h以上が一つの目安とされますが、人が多い・活動が活発な部屋ほど必要な換気回数は増えます。
この数値どおりに換気すれば安全ですか?
あくまで定常状態を仮定した概算であり、安全や法令適合を保証するものではありません。実際は隙間風や在室時間、人の出入り、室内の発生源(調理・燃焼器具など)で変わります。換気設備の選定や法令適合の判断は、メーカーの仕様や専門家にご確認ください。

出典・計算の根拠

本ツールは定常状態を仮定した概算であり、換気設備の設計値や法令適合の判定ではありません。設備選定・適合判断は専門家にご確認ください。

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