暗号資産 分離課税 税額計算ツール

暗号資産(仮想通貨)が株式と同じ申告分離課税(税率20.315%)になった場合の税額を、 元手と評価額を入れるだけでその場で概算。所得税15%+住民税5%+復興特別所得税で計算し、 税引後に残る利益も一目で分かります。

公開: 2026-06-28/更新: 2026-06-28・運営: The転職

納める税額(申告分離課税を仮定・概算)30万8,788円利益200万円(評価額 − 元手)に 税率20.315%を適用/税引後に残る利益 169万1,212円

つまり:利益200万円から所得控除48万円を引いた152万円が課税対象。これに分離課税の税率20.315%をかけると、 税額は30万8,788円になります。手元には169万1,212円が残る計算です (利益に対する実効税率 約15.4%)。

くわしい計算の内訳(参考)

評価額(売却・決済時)3,000,000
元手(取得価額)1,000,000
利益(評価額 − 元手)2,000,000
所得控除480,000
課税標準(課税所得の1,000円未満切り捨て)1,520,000
所得税(15%)228,000
復興特別所得税(所得税 × 2.1%)4,788
住民税(5%)76,000
税額合計308,788
税引後に残る利益1,691,212
利益に対する実効税率15.44

※ 本ツールは「暗号資産が申告分離課税(税率20.315%)になった場合」を仮定した概算です。2025年(令和7年)時点で、暗号資産の利益は原則雑所得(総合課税・累進税率5〜45%+住民税)で課税されます。現行制度で計算したい場合は 「暗号資産の税金シミュレーター(総合課税)」を使ってください。実際の税額は他の所得・各種控除・ 取得価額の計算方法などで変わります。正確な申告は税理士・税務署にご確認ください。

利益別「分離課税の税額」早見表(概算)

所得控除なし・復興特別所得税込み(合計20.315%)で、利益(評価額−元手)に対する税額と、 税引後に手元へ残る利益の目安です。

利益(評価額−元手)税額(20.315%)税引後に残る利益
50万円10万1,575円39万8,425円
100万円20万3,150円79万6,850円
300万円60万9,450円239万550円
500万円101万5,750円398万4,250円
1,000万円203万1,500円796万8,500円
3,000万円609万4,500円2,390万5,500円
5,000万円1,015万7,500円3,984万2,500円

※ 概算。所得控除を入れると税額は下がります。これは「分離課税になった場合」の仮定であり、 現行制度(総合課税)では利益が大きいほど税率が上がります。

暗号資産の課税は「いまは総合課税」「分離課税は検討段階」

2025年(令和7年)時点で、暗号資産の利益は原則雑所得・総合課税です。給与など他の所得と 合算した「課税所得」に対して、所得税は累進税率(5〜45%)、住民税は一律10%がかかります。 利益が大きいほど税率が上がり、最大で住民税と合わせて約55%に達することもあります。

一方で、暗号資産を上場株式等と同じ申告分離課税(一律20.315%)に見直す案が、 業界団体や政府の税制議論で取り上げられています。本ツールは、その案が実現したと仮定したときの 税額を概算するものです。

このツールの計算式

分離課税と総合課税のちがい

分離課税は、利益がいくら大きくても税率が一定(20.315%)です。総合課税は他の所得と合算して 累進課税されるため、利益が小さいうちは分離課税より安く、利益が大きくなると分離課税より高く なります。どちらが有利かは利益額と他の所得しだいです。

よくある質問

暗号資産の利益は今でも分離課税で計算してよいのですか?
いいえ。2025年(令和7年)時点では、暗号資産(仮想通貨)の売却益・交換益・決済益などは原則「雑所得(総合課税)」で、給与など他の所得と合算して累進税率(所得税5〜45%)+住民税がかかります。本ツールは、株式と同じ申告分離課税(税率20.315%)に見直された“仮の場合”を概算するものです。現行制度で計算したいときは『暗号資産の税金シミュレーター(総合課税)』を使ってください。
分離課税の20.315%とは何の税率ですか?
上場株式等の譲渡益・配当にかかる申告分離課税の合計税率です。内訳は所得税15%+復興特別所得税0.315%(=15%×2.1%)+住民税5%で、合計20.315%になります。本ツールでは復興特別所得税を「加えない」設定にすると合計20%で計算します。
利益はどう計算しますか?
利益=評価額(売却・決済したときの価額)−元手(取得価額+手数料などの必要経費)です。ここから所得控除(基礎控除など)を引いた金額が課税対象になります。複数回に分けて買った場合の取得価額は、総平均法や移動平均法で計算するため実際の金額は前後します。
損が出たら税金はどうなりますか?
利益が出ていなければ課税はありません。ただし暗号資産は、株式やFXと違って損失を他の所得と相殺(損益通算)したり、翌年以降に繰り越したりすることが現在はできません。本ツールも利益(プラス)が出たときだけ税額を計算します。

出典・計算の根拠

本ツールは「暗号資産が申告分離課税になった場合」を仮定した概算であり、現行制度の確定計算 ではありません。実際の税額は他の所得・各種控除・取得価額の計算方法などで変わります。具体的な 申告は税理士・税務署にご確認ください。

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